オフィスのキッチンに自動販売機が設置されているんですが、ふと、電子マネーエリアの表示が気になりました。
電子マネー
「ご利用になれます」?
いや、ほんとどうでもいい話ですよね。
自分で書いててしょうもないなーって思ってます。でも、いい機会ですからこの謎を追いたいと思います。気になったらとことん突き詰めちゃうのがデザイナーですから(キリッ。)さて、本筋に戻りましょう。
電子マネー
「ご利用になれます」
特に、日本語として通じないわけでもないし、むしろちゃんと「あぁ、電子マネー使えるのね」って理解できます。ただ、文法?的に気になる?のかな?どうしてもこう、もやっとしてしまいましたアタクシ...
違和感の正体は何だ?
前記の通り「通じない」わけではないので「う...うん...?」って思いながらもきっとシャリーンてするんだと思うんですよ。...いや、電子マネーは利用したことないんですけどね。読み過ごしちゃう人だってたくさんいらっしゃると思うんです。「電子マネー」と記述されている時点で、また、シャリーンとできる台の存在に気付いた時点で。たぶん、「なれます」が気になるんでしょうね。「なれます」ってきっと、ニュータイプの日本語って感じですよね。いわゆる、話し言葉ですよね。書き言葉ではなく。書き言葉らしく(?)「ご利用頂けます」ならきっと何とも感じないハズだった。そう考えました。
じゃあ何故「ご利用頂けます」じゃダメなのか?
この表示板のコピーを考えた人だって、電子マネー
「ご利用頂けます」
を一回は思いついたんじゃないか?だとしたら、何故それを採用しなかったのか。それには何かしら、必ず理由があるはずだ...!!!...というわけで、こうなってしまったシナリオをはんななりに考えてみました。以下イラストでお送り致します。
いかがでしょう。はんなが考えるに、きっと「文字量」と「漢字量」が関係していたんだと思うんです。そう。きっとそうに違いない!ビシッ。
そんなことを延々妄想しているのが、デザイナーです。
今回はあえてこのような記事にしましたが、普段からデザイナーって、わりとこういう妄想をしています。自分の身の回りのにあるものやメディアなどを通して、「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」といった疑問を常に持ち、自分なりの答えを出していく。その答えが正解だろうが不正解だろうが、関係ないんです。自分なりの「答え」を持つことが大事なんです。
たとえばペットボトル。
たとえばトイレ。
道端の標識。
そういった、何でもないものにこそ目を凝らしています。要するにアレです。
妄想が大好き☆
っていうアレです。FIN☆