このエントリーをはてなブックマークに追加
このブログをシェア!
このエントリーをはてなブックマークに追加

ブランディング(VI ビジュアルアイデンティティ編)

2013年7月17日水曜日

こんにちは飯干です。
突然ですが皆さんが初めてお店へ行く時の基準は何でしょうか?

口コミや値段、メディアの情報など色々とあると思いますが、お店の外観や雰囲気で決めてしまう事は多くないでしょうか?

「きたなう○い店」などもありますが、これはまさに口コミしているメディアがブランド化されていて「あの人が言うんだから」といった感じでお店に行く事が多いのではないでしょうか。

テレビ番組の企画で「○○ダイエット」など放送された次の日、スーパーに行くと、その食べ物が売り切れているとか、よくあることだと思います。これも番組自体がブランドで「あの番組が言ってたんだから」と言うのが強いと思います。

お店に行く動機付け、その最も大きいものは前述にあるような「ブランド」ではないでしょうか。

全く情報がない場合、お店に行く動機や購入する動機に大きく影響の与えるもの、それは「見た目」。

以前のブログにも記載していますが、ビジュアルデザインは「印象」を作るもの。この印象によって判断する事はお店もそうですが商品のパッケージもそうではないでしょうか。

何もお店の情報がない場合以下のビジュアルを見ただけでお店の印象を決めてしまうことが多いと思います。

これがVI(ビジュアルアイデンティティ)と呼ばれるものです。

この見た目のクオリティが低いと当然ながらお店のイメージにそのままつながります。

webもチラシも全てがVIの一つになる

つまり、どれかひとつ方向性の違うビジュアルやクオリティの低いものを出してしまうとブランドの価値が下がってしまいます。

よくあるのはパッケージに書いてあるURLを入力してwebを閲覧したら時代を感じる古いwebデザインになっていた。逆も然り一気に熱が冷めてしまうといった経験は誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

一貫してビジュアルデザインが統一されていなければブランドの価値を下げてしまいます。

ビジュアルデザインの統一を

VIという言葉を使いましたが要は「デザインにルールをつける」ということ。これによりデザインのクオリティも保たれブランドイメージが展開しやすくなります。

つまり、お客様にも商品やお店、サービスを覚えやすくできます。コカ・コーラのブランドカラーと言えば「赤」ポカリスエットのカラーは「青」と誰しもが一般的に覚えていると思います。この色がwebやチラシなどでバラバラであった場合どうでしょうか。非常に覚えにくいものになります。

ビジュアルデザインはお店や商品の顔。印象を損なわないためにも各メディアやパッケージなどのデザインのルールを作りましょう。

まとめ

ブランドを構成するのは見た目もですが、中身(品質)もスタッフも全てがブランドを形成する要素。見た目だけ良くても品質が悪ければ二度と購入しない。スタッフの対応が悪ければ利用しようと思わない。大勢いるスタッフの一人だけが対応が悪くても会社全体のイメージを悪く捉えるのと同じく見た目もまた、1つでもクオリティの低いものがあるとイメージを損ねる。

ブランドの形成はビジュアルの統一(VI)と関わる全ての人が作るものです。