こんにちは!はんなです。
元記事:25 powerful typographic movie posters | Webdesigner Depot
2011年の映画業界は当たり年だった
同年、映画市場は870億もの収益を記録しました。関係者は懐が温まってさぞかしウハウハだったことでしょう。ブランディング・マーケティングともに容易かったでしょうからね。映画ファンを惹きつけてやまないのは、いつだって「タイポグラフィが印象的なポスター」なんですから。
ビジュアルとタイポグラフィとの融合はとても効果的です。印象的なアイキャッチになることは勿論、究極的に読みやすいからです。ちょろっとした分量に、それはもうよくよくお化粧を施したタイポグラフィは見る人を惹きつけるばかりか、映画の世界観やムードをも一瞬にして伝えることができます。
ちょっと時代を遡ってみよう
1960年代・70年代の映画ポスターを見てみましょう。「West Side Story」や「Taxi Driver」(上画像)は、先日オスカーにノミネートされていた「Zero Dark Thirty」のポスター(下画像)に相通ずるものがありますね。
このあとご紹介するポスターたちは、とても印象的であると同時にその作品に対する想像を掻き立てられるようなものばかりです。そのほとんどが映画会社内で制作されたものですが、中には、この手法が最も効果的であることを知っているクリエイターたちの手によるものもあります。
(※以上、超超超意訳です。あしからず。)
(※以上、超超超意訳です。あしからず。)
実際に見てみよう
Burn After Reading(2008)
シルエットで左端から拳銃が突き出されているにも関わらず、何となくコミカルな、ポップな印象を受けてしまうタイポ使いですね。タイトルは「読後焼却のこと」という意味ですが、赤と黄色が何とも「炎」を連想します。
The Godfather(1972)
タイポの右上に配置されている手の描写から「運命に操られる(翻弄される)」ような印象を受けますね。映画の内容を知らずとも「何となくヤバそう」な雰囲気は感じ取ることができるのではないでしょうか。スゴい。
その他ポスターはこちらからどうぞ。
I’m Still Here(2010)
これも巷で話題でしたね。直訳すると「まだ僕はここにいるよ」ですが、それをタイポでここまで忠実に再現しちゃったところがまたステキ。読めなさそうでギリギリ読めるラインとでもいいましょうか、絶妙なバランスです。The Words(2012)
これも、映画タイトルとそのストーリをシンプルに伝えている好例。BIG FISH(2003)
何かこのフォントどっかで見たことある!と思ったらやはりティム・バートン監督でした。これまた説明要らずの一枚です。The Social Network(2010)
日本にFacebookブームをもたらしたアレ。Sex and the City(2008)
キャー。もう何だか脳みそがチカチカしてきますね。ギラギラしちゃいます。その他ポスターはこちらからどうぞ。
元記事:25 powerful typographic movie posters | Webdesigner Depot