宮崎に直帰してどっぷり宮崎弁に浸かっているので、英語なんてほぼほぼ忘れちゃいましたし、リスニングもままなりません。聞こえないものは聞こえないし、喋れないものは喋れないんです。よく「留学してたの!?洋楽とか聞き取れるんだね!?すごい!」なんて言われますが、そもそも音楽を聞くときに日本語歌詞ですら聞こえてこない人間にとって、この言葉が如何に辛いかということは想像に難くないと思います。
が、しかし。「アメリカの大学を卒業した=英語がデキる」というレッテルはこの先ずっと抱えて生きねばなりません。留学生の宿命ですね。英語そこまで好きじゃないけど(←留学して泣きながら勉強しまくって、もっと嫌いになりました)卒業して3年以上が経過した人間に、「ねぇこれってどう云えばいいの?」「どう訳せばいいの?」と質問しに来てくれる人たちは後を絶ちません。こんな私を頼りにしてくれるなんて、ありがたいですね。たいがい答えられませんけど。
で、大抵同じ質問を受けます。
「どうやったら英語ができるようになるの?」って。
アメリカかイギリスで生活すればいいよ
とまずは答えてしまうのですが、まぁそんな簡単にはいかないよって人たちも大勢いらっしゃるわけですから、身の回りですぐに出来そうなことを5つ、ご紹介したいと思います。1. iPhoneの言語環境を英語にする
2. facebookの環境を英語にする
読むのではなく、感じるのです。
例の拒絶反応も緩和されます。3. google環境を英語にする
沢山友達がいるってわけですね。
デザインをするときにも、例えば「ざらついた質感の紙っぽい画像が欲しいな」と思ったときに、「ザラザラ 紙」とは検索せずに「rough paper texture」などと入力します。日本語サイトの場合、海外サイトをそのままコピペしてきたような内容ばかりがヒットします。だったら英語で検索したほうが早いじゃん。
っていう。利便性を考えても、また英語に慣れるという意味で考えても、これを実行しない手は無いです。4. 好きな洋楽をカラオケで練習する
英語も「読めば」いいんです。
好きな歌なら歌詞を負う気になるし、第一、歌えたらカッコイイもんね!普段から聞くということのも大事ですが、実際にアウトプットしてみて、なるほどやっぱこの言葉の発音って難しいな〜とか、どうやったら発音出来るのかな?とまた音楽に立ち返って復習してみたりとか。それだけでも結構勉強になります。発音も上手くなります。5. 好きな洋画を字幕なしで観る
また全く知らない映画をイキナリ字幕なしで観る、というのも面白いです。最初は意味がさっぱり解りません。解らないから、もう1度繰り返して観ます。繰り返して解らなかったら、また観ます。これを延々続けます。そうすると、何故か、意味が解るようになってくるんです。辞書とか無くても。グーグル先生に訊かなくても。これ不思議です。ぜひ試してみてください。
まとめ
実は、日本語にいちいち変換しようとする時点で、相当頭を使います。翻訳が一番、難易度は高いんです。面白いことに、日本に来ている英語圏の人に「ねぇこれって英語で何ていうの?」と聞いても即答できないことがあります。その物体(または表現)を既に日本語でイメージしてしまっているがために、母国語との結びつきが弱いんですね。でも、それでいいんです。「ツール」としての言語なんて、そんなもんです。
...と、いうことを書いていると「じゃあはんなさんはツールとして英語を操れるんだね!スゴイネ!」ということになりそうなので、予めお断りをしておきます。「ツール」として英語を身体に馴染ませることと、テストで100点満点を獲得することとはまた別のお話ですので、何卒誤解を致しませぬよう。。。
あしからず。